三線について
何らかの障害をお持ちの方が、世話人や生活支援員と共にそれぞれの自立に向けた生活を送っておられます。
利用されている方の中には生活支援を必要とするだけでなく、直接的な介護を必要とする一見自立されているようには見えない方もおられますが、グループホームで生活すること自体、その方なりに地域の一員として暮らしておられます。
グループホームを人生の最終の住居とするのではなく、あくまでもステップアップの過程としてご利用いただくことを推奨しています。
どんな施設?
- 私たち、らいふステージのグループホームは、原則、永住の地としてではなく、地域へ自立して頂く為のリハビリ的ホームとしてお考え下さい。とは言っても実際にホームを出て地域に出て行かれる方は非常に少ないのも現実です。しかしこの方針は、ご本人の豊かな生活やご本人なりの自立・向上を支援する上でとても必要なことだと考えています。
- 私たちは、共同生活住居において行われる相談・食事・洗濯・入浴・清掃・衣服・金銭管理等の日常生活全般の援助を行います。
- 日中は生活介護や就労継続支援等の他の活動性の高いサービスをご利用頂きます。
- グループホームでの生活が十分出来、一人暮らしも可能かもしれないと判断される方については、地域のアパートの一室をグループホームのサテライト室として登録しており、自立した地域生活へのステップアップに安心して取り組める体制をとっています。
ショートステイは?
- 次のようなニーズの場合にご利用頂くことが出来ます。
- 緊急一時的に住む場所が必要な場合
- ご家族の介護疲れを緩和すべき場合
- 入院・出張等によるご家族(介護者)が一時的に不在となる場合
- ご本人の将来を見据えた場合(将来、共同生活援助を利用する為に慣れておく必要がある等)
利用するにあたって
利用契約時必要物品
生活必需品
- 衣類(ホーム内で過ごす上で動きやすい服装、肌着、下着、靴下、帽子、パジャマ等。レクリエーションや買物等の外出時に着用する外出着。)
- 衣装ケース
- 靴(室内履き(滑りにくいもの)、外履き、各1足ずつ)
- タオル類( バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル等)
- 洗面用具(コップ、歯ブラシ、歯磨き粉、くし、電気カミソリなど)
- 入浴時に必要なもの(シャンプー、リンス、ボディソープ、ボディタオル)
- 寝具類(必要な方は夏用タオルケット、冬用毛布)
- 洗濯物入れ用のカゴ・ハンガータイプとピンチが付いた干物・洗剤
医療的ケアを行う上で必要なもの
- 保険証
- 服用中のお薬(お薬手帳、薬剤情報提供書を含む)
- 入居時の健康状態、過去の既往歴等について確認させて頂きますので必要な情報提供出来る準備をお願いします。
余暇・嗜好グッズ
- テレビ、本、玩具、ラジオ等
- その他、ご本人様が落ち着いた生活を営む上で必要な品物
持ち込み禁止物
- 危険物(ハサミ、きり、包丁等の危険物)
- 火気利用器具(電気・ガス・灯油等の燃料の種類を問わず、テーブルコンロ、ストーブ、ファンヒーター等)
- 居室内にお菓子や飲み物等を保持することも衛生管理の観点からご遠慮頂いています。(居室内にお菓子や飲み物等を保持する事も…)
- 金銭以外の貴重品の持ち込みもご遠慮頂いています。持ち込まれた場合の破損や紛失の責任は負いかねます。
損害保険について
当事業所では、利用されている方に不慮の事故等が発生した場合に備えて傷害保険等に加入していますが、利用される皆様側におかれましても、不慮の事故により他人に怪我を負わせたり他人の財物に損害を与える等の事がある場合に備えて、損害保険への加入をご検討下さい。 【例】施設を利用中にパニックを起こして施設の壁や備品を壊してしまった。急に走り出して、他の利用者さんにぶつかり、その方が転倒して骨折してしまった。買物外出時に、パニックになり、お店の商品を破損させてしまった。等
食事について
- ご自身でおやつや飲み物等を買う事が出来る方については、1日のカロリー摂取量を標準で1,500kcal程度として提供します。但し別にご飯のおかわりが出来ます。また障害が重くご自身でおやつや飲み物等を買えない方については、2,000kcalを目安として提供します。
- 必要な場合は、利用される方に合った形態(お粥食、刻み食、一口大サイズ食など)で提供します。
- 糖尿病や腎臓病等のある方への治療食の提供は行っておりません。 但し、ご飯のおかわりなどの制限をお手伝いすることは出来ますので、その際は担当職員までご相談下さい。
- サプリメントや補助食品のお持ち込みはご遠慮下さい。
洗濯について
- 原則は、ご自身にて行って頂きます。但し障がい故にご自身で洗濯することが困難な方については事業所の職員が一緒に行います。障害支援区分が5以上の方についてはご相談下さい。
理美容について
- 原則、ご本人で、地域の美容室或いは床屋をご利用頂きます。当ホームでは、出来るだけご本人の社会参加を推奨しております。但しご本人お一人で行く事が出来ない或いは不安な方については、保護者の付き添いをお願いしています。保護者が遠方にお住いなど、保護者同伴が困難な場合は担当職員までご相談下さい。
入浴について
- 大浴場での介助入浴は、男性[月・水・金]、女性[火・木・土]に行います。
- 介助無しで入浴可能な方は、各ホーム内の個室浴室で毎日21時までご利用可能です。
金銭管理について
- ご自身で金銭を管理することが困難な方で、事業所にその管理代行を希望される方については、事務所にて管理を代行することが出来ます。この場合、管理代行費は頂いておりません。また社会福祉協議会等、外部にも金銭管理を代行してくれる機関がありますので、金銭管理の代行をご希望される場合は、担当職員にご相談下さい。
- ご自身で金銭の管理をすることが困難な方で、且つ将来のことを考慮し、後見人制度を利用したいと考えられる場合は、ご遠慮なくご相談下さい。
買い物について
- ご自身がお一人で買物に行ける方(一般的な買物の技量をお持ちの方)については、スタッフに声をかけて外出して頂き、買物して頂けます。
- ご自身がお一人で買物に行けない方については2週に1回程度は、職員が同行して買物支援を行います。
- 買物支援を行っても、外出買物自体が困難な障害をお持ちの方については、必要な物やおやつを職員が代理で購入することも出来ます。
喫煙について
健康増進法により、施設内は前面禁煙となっております。ご協力下さい。喫煙は敷地内の所定の場所でお願いします。
医療に関して
医療的ケアについて
- 医療連携看護師を配置
- 非常駐・常時連絡・1日1回以上は訪問
お薬について
- お一人おひとりのお薬の管理は看護師が責任をもって行います。
- 服用にあたっては、看護師の指示に従って各職員が与薬します。
- 定期受診時にお薬が変更になった場合等は必ず担当職員まで伝達をお願いします。
利用料について
- 食材費 (朝食用)320円、(昼食用)370円、(夕食用)370円
- 家賃 月額30,000円(月途中入居或いは退去時は、1日あたり1,000円で計算します。)
- 光熱費 月額3,000円
- 繁忙期電気代 月額1,000円 (夏期7月~9月、冬期12月~3月の繁忙期のみ)
- 日用品費 月額2,000円
- 洗濯代 コインランドリー1回/200円(直接業者への支払い)
- オムツ等代 実費
- おやつ代 実費(イベント・必要時は提供)